シャープ複合機 MX2661シリーズのエラーコードと故障対処法まとめ|修理費用も解説
オフィスの業務を支える高性能カラー複合機として人気を集めているのが、シャープ MX2661シリーズです。
印刷・スキャン・コピー・FAXといった基本機能はもちろん、クラウドサービスとの連携やスマートフォンからの操作にも対応しており、現代の働き方にフィットした機種として広く利用されています。
タッチパネルは視認性が高く、誰でも直感的に操作しやすいのが特徴。高画質での出力性能や、省エネ・静音設計といった部分も評価され、日常業務から大量印刷まで幅広く活躍しています。
対象機種は以下の通りです。
MX-2661、MX-3161、MX-3661、MX-4171、MX-5171、MX-6171
これらの機種は、導入から年数が経過したことで次第にエラーコードの表示や、動作不良といった不具合が起こりやすくなっています。
- 「起動後すぐにエラーコードが出て操作できない」
- 「印刷ができない」「スキャンが使えない」
- 「出力物に線が入ったり汚れが目立つ」
といったご相談が多く寄せられており、保守契約を結んでいないケースでは突然のトラブルに困ってしまう方も多いのが実情です。
特にエラーコードが出てしまうと複合機が動かなくなってしまいますので、「急に使えなくなって困っている」という緊急のお問い合わせをよくいただきます。
そこで本記事では、MX2661シリーズ(上記6機種)において発生しやすいエラーコードや症状別の故障原因、修理費用の目安について、わかりやすく解説します。
シャープ MX-2661シリーズのエラーコードおよびトラブル一覧
よくあるエラーコードと対処法
C4-00 / C4-20
どんな故障?
PTCユニットという部品に不具合があり、紙へのトナー転写がうまくいかない状態です。
発生の背景
静電気による帯電が正しく機能しないため、用紙がうまく搬送されなかったり、印字が薄くなることがあります。
対処方法
PTCユニットの交換で改善されます。修理業者へ相談をしましょう。
修理費用の目安
30,000円〜
E7-03
どんな故障?
HDD(ハードディスクドライブ)にアクセスできない状態です。起動が遅い、保存データの読み込みに失敗する、エラー画面が頻発するなどの症状があります。
発生の背景
長期使用によるHDDの物理劣化、電源トラブルによるデータ破損など。
対処方法
HDDの交換が必要です。ファームウェアの再インストールを行う場合もあります。お近くの修理業者へ依頼をしましょう。
修理費用の目安
50,000円〜
E7-80 / E7-90 / E7-A7
どんな故障?
複合機のメイン基板(MFP基板)に異常が発生している状態です。操作パネルがフリーズしたり、突然電源が落ちるなどの不安定な動作につながります。
発生の背景
落雷、静電気、経年劣化などにより基板上の電子回路が破損、または通信エラーが発生します。
対処方法
基板の交換によって復旧可能です。内部構造に関わるため、必ず専門の修理業者へ依頼をしましょう。
修理費用の目安
36,000円〜
F2-40 / F2-41 / F2-42 / F2-43
どんな故障?
トナーの濃度を調整するセンサーに異常があり、色ムラや発色不良の原因になります。特にカラー印刷の品質が著しく低下します。
発生の背景
センサーの汚れや劣化、現像ユニット内のトナー供給不良などが関係します。
対処方法
該当色(F2-40:ブラック、F2-41:シアン、F2-42:マゼンタ、F2-43:イエロー)の現像ユニットを交換することで復旧できます。
修理費用の目安
50,000円〜
F2-64 / F2-65 / F2-66 / F2-67
どんな故障?
これらのエラーコードは、各色のトナー補給に異常が生じていることを示します。
F2-64はブラック、F2-65はシアン、F2-66はマゼンタ、F2-67はイエローのトナーに対応しており、該当の色が印刷されない・色がかすれるなどの症状が出ます。
発生の背景
現像ユニット内部でのトナー搬送不良や、経年によるトナー供給機構の劣化が主な原因です。トナー残量があっても補給されず、エラーとして検知されます。
対処方法
それぞれの色に対応した現像ユニットを交換することで解決します。
場合によっては複数色に連動してエラーが出ることもあるため、同時点検が推奨されます。
修理費用の目安
50,000円〜
H2-00 / H2-01 / H2-02
H3-00 / H3-01 / H3-02
H4-00 / H4-01 / H4-02
H5-01
どんな故障?
定着ユニットに温度異常やトナー固着不良が発生した場合に表示されます。印刷物に定着されない、紙詰まりが頻発するなどの症状が出ます。
発生の背景
ヒーターランプや温度センサーの故障、トナーの異常付着などが原因です。
対処方法
定着ユニットを丸ごと交換することで対応します。お近くの修理業者へ依頼をしましょう。
修理費用の目安
70,000円〜
L4-18
どんな故障?
ドラムユニット内部のクリーニングブレードが変形または劣化し、正常な動作ができず、ロックがかかってしまうエラーです。ドラムが止まり、印刷が全くできなくなります。
発生の背景
トナーの飛び散りや熱によるブレードの変形、長期使用により弾力を失ったゴムパーツが原因で発生します。
対処方法
ドラムユニットの交換が必要です。調整も必要なため、専門の修理業者へ依頼をしましょう。
修理費用の目安
47,000円〜
よくあるトラブル症状別の対処法
印刷できない / スキャンできない
考えられる原因は?
ネットワークエラーや接続設定の問題により、PCと複合機が通信できない状態です。
よくある状況
- LANケーブルが外れている
- IPアドレスの競合 - ルーターの不具合
対処方法
ネットワーク再設定、IPアドレスの固定化、ファーム更新などで対応します。
修理費用の目安
12,100円〜
印刷に線が入る
考えられる原因は?
ドラム、転写、定着のいずれかに異常があると、印刷物に縦線・横線が入ります。
よくある兆候
- 汚れが一定の間隔で繰り返される
- カラー印刷で特定の色に縞模様
対処方法
各ユニットの清掃または交換で対応します。どのユニットが原因かは印刷パターンから特定します。
修理費用の目安
18,000円〜
印刷汚れ・黒ずみ・にじみ
考えられる原因は?
内部のトナー漏れ、紙粉の蓄積、ローラーの劣化など。
対処方法
内部清掃やローラー調整を行います。症状が強い場合は部品交換も必要です。
修理費用の目安
18,000円〜
USB接続ができない
原因
USBポートの設定未完了、ケーブル不良、ポートの故障など。
対処方法
接続設定の再確認、USBポートの診断と再設定を行います。
修理費用の目安
13,000円〜
まとめ|エラーや異常は早めにご相談を
シャープ MX2661シリーズは、高機能かつ多機能なモデルとして多くの現場で支持されてきましたが、長期使用にともなって少しずつ不具合やエラーが表面化しやすくなります。
特にエラーコードの発生や印刷品質の低下は、部品の劣化や内部の消耗が進んでいるサインです。業務中に突然使えなくなると対応に追われ、大きなロスにもなりかねません。
「普段より少し調子が悪いかも」「前より動作が遅い」と感じた時点で、点検やメンテナンスを検討することが、安定稼働を保つコツです。早期対応が、結果として修理費用やトラブル拡大の防止につながります。





